東京スカイツリー
概要
東京スカイツリーは、東京都墨田区に位置する高さ634mの自立式電波塔です。2012年2月に竣工し、同年5月に開業しました。塔体は3万7千本以上の鋼管パイプで構成されたトラス構造で、鋼管同士を直接溶接する「分岐継手」という接合方法が採用されています。
川哲工業は、この世界的プロジェクトにおいて高所・狭所での現場溶接を担当。タワー最先端部の溶接や建設現場全体の管理を任されるなど、リーダー的な役割を果たしました。
施工内容
工事名称
東京スカイツリー 新築工事
所在地
東京都墨田区押上1丁目
設計・監理
日建設計
施工者
大林組
工期
2008年7月〜2012年2月(開業:2012年5月)
当社担当領域
鋼管柱・分岐継手の現場溶接、タワー最先端部の溶接、現場全体の溶接管理
現場の特徴と溶接の難しさ
東京スカイツリーの構造は、プレートを介さず鋼管同士を直接溶接する「分岐継手」が特徴です。基部には直径2.3m・肉厚100mmもの巨大な鋼管柱が使用され、高強度鋼(YP400〜YP700級)に対応した高度な溶接技術が求められました。
高所では強風や気温変化に加え、難しい横向き・上向き姿勢での溶接や偏狭な場所での作業も求められます。200mを超える高さでは地上からの携帯電話の電波すら届かないという環境の中、川哲工業の技術者は確かな技術力で施工を遂行しました。
川哲工業の役割
建設に先立ち、発注者の鉄骨加工業者が独自の厳しい基準を設けて実施した技量試験において、川哲工業の技術者はトップクラスの成績で合格しました。他社との共同作業の中でも、建設現場全体の管理やタワー最先端部の溶接は川哲工業が担っています。
堺市産業振興センターのインタビューでは「営業らしい営業を行ったことがなくとも大型プロジェクトに必ず声を掛けられてきた」と紹介されており、東京スカイツリーの現場でもその技術力の高さが証明されました。
建物概要
| 建物名称 | 東京スカイツリー |
| 所在地 | 東京都墨田区押上1丁目1-2 |
| 高さ | 634m(自立式電波塔として世界一) |
| 構造 | 鋼管トラス構造+RC造心柱(ハイブリッド構造) |
| 鋼管本数 | 3万7千本以上 |
| 基部鋼管 | 直径2.3m・肉厚100mm・重量約29t |
| 設計・監理 | 日建設計 |
| 施工 | 大林組 |
| 竣工 | 2012年2月(開業:2012年5月) |
作業風景



