あべのハルカス
概要
あべのハルカスは、大阪市阿倍野区に位置する高さ300mの超高層複合ビルです。地上60階・地下5階、延床面積約306,000㎡を誇り、2014年3月にグランドオープンしました。日本初の「スーパートール」(高さ300m以上の超高層建築物)として、駅・百貨店・美術館・オフィス・ホテルを内包する大規模複合施設です。
川哲工業は、この国内最大級のプロジェクトにおいて大型鋼構造物の現場溶接を担当しました。鋼材使用量5万トン超という巨大な鉄骨構造の中で、高い溶接技術と現場対応力が求められる工事でした。
施工内容
工事名称
あべのハルカス(阿部野橋ターミナルビル タワー館)新築工事
所在地
大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1丁目
施工者
竹中工務店・奥村組・大林組・大日本土木・銭高組 JV
工期
2010年〜2014年(グランドオープン:2014年3月)
当社担当領域
鉄骨柱・梁接合部の現場溶接
建物の特徴と溶接の難しさ
あべのハルカスの構造は、高強度CFT柱(鋼管コンクリート柱)を軸としたハイブリッド制振構造が採用されています。柱材には最大板厚90mm・サイズ1,300×1,300mmの四面ボックス柱が使用され、外ダイアフラムとアルミ溶射接合という新しい接合システムも導入されました。
高層部では強風や気温変化の影響を受けやすく、溶接の品質管理には細心の注意が求められます。電流・電圧のバランスだけでなく、足場条件や姿勢、天候までもが溶接結果を左右する――まさに川哲工業が長年培ってきた現場溶接の技術力が試される現場でした。
川哲工業の強み
川哲工業は、社員全員が溶接技能の有資格者であり、国内トップクラスの溶接技能者集団として知られています。大型鋼構造物の現場溶接に特化し、人材育成と最新鋭機材への投資を惜しまない姿勢が、あべのハルカスのような大規模プロジェクトへの参画につながっています。
堺市産業振興センターのインタビューでも「大型鋼構造物における溶接といえば、真っ先に川哲工業の名が挙がる」と紹介されており、手直し不要の高品質な施工によるコスト低減も、当社が選ばれ続ける理由の一つです。
建物概要
| 建物名称 | あべのハルカス |
| 所在地 | 大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1丁目1-43 |
| 高さ | 300m(日本初のスーパートール) |
| 階数 | 地上60階・地下5階 |
| 構造 | S造・SRC造(高強度CFT柱、ハイブリッド制振構造) |
| 鋼材使用量 | 5万トン超 |
| 設計・監理 | 竹中工務店 |
| 施工 | 竹中工務店・奥村組・大林組・大日本土木・銭高組 JV |
| 竣工 | 2014年3月グランドオープン |
作業風景




